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妊娠中の歯肉炎について

2017年 8年 5日

こんにちわ。院長の赤峯です。

前回のブログで妊娠期間中のお口のことについて書きましたが、今回も妊娠期間中のお口のお話です。

今回は特に「妊娠性歯肉炎」について書きたいと思います。


妊娠期間中はホルモンバランスの変化に伴い、歯茎が腫れやすくなります。

程度に個人差はありますが、人によっては見てわかるほどに歯茎が赤くブヨブヨとします。

そして、わずかな刺激(歯磨きなど)で簡単に出血します。

出産が終わるとホルモンバランスが元に戻って歯茎の腫れもひくことが多いです。

しかし、妊娠期間は長期に渡るためにその間に「妊娠性歯肉炎」による虫歯や清掃不良のリスクが上がります。


妊娠性歯肉炎はホルモンバランスの変化が原因と言われていますが、口腔内ケアである程度コントロール可能です。

歯茎が腫れることで腫れた歯茎の深部に汚れが溜まって虫歯や歯肉炎の悪化に繋がります。

この深部の汚れがくせ者で歯ブラシの毛先がなかなか届きません。

そこで歯科医院などで専門の器具を使ってしっかり汚れを落とすことが重要です。


妊婦さんにとっては歯科医院への通院も大変かもしれませんが、体調の良い時をみて、歯科医院で口腔内ケアを受けることをお勧めします。



稲川歯科医院
住所 京都府京都市下京区松原通高倉東入ル杉屋町266
電話番号 075-351-8138
診療時間 9:30〜13:00
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